2019.03.18
インタビュー

Hero Interview 003「英語ができないことは、事業リスクだ」技術進歩の速いブロックチェーン業界で生き抜く

株式会社ALIS Founder CTO SOTA ISHI

Hero’s PROFILE

国内初となるブロックチェーン技術を用いたソーシャルメディア『ALIS』を運営する株式会社ALISの創業メンバーの1人。現在は、ALISのCTOとして活躍中。

 

まず、どんなお仕事をされているか教えてください!

 

2017年にALISを立ち上げた時は、CTOとして開発をメインに担当していました。現在は、組織の競争力を高めるため、技術調査などを行うR&Dを中心に行っています。

 

ブロックチェーン業界では「英語ができない=事業リスク」

 

なぜ、英語を学ぼうと思ったのですか?

 

私が行う業務は「英語を読む力」が重要になります。
ALISは、ブロックチェーン技術を用いたソーシャルメディアです。ブロックチェーン技術は、海外が先行している技術です。
最新の技術情報は、大半が英語で発信されることが多いので、英語が読めなければ話になりません。英語が読めないからと言って、最新の技術情報を確認しないことは、この業界では致命的となり、生き残ることができないでしょう。

しかし、ALISを立ち上げた当初は、英語に自信が持てる状態ではありませんでした。
私たちの業界では、経営陣が英語ができないことは、そのまま事業リスクに直結します。
技術進歩含めて、とにかくスピード感がある業界なので、英語で発信される最新の技術情報を知っておかないと生き残れないという危機感から、本格的に英語を学びはじめました。

 

なぜCentarl Figureでパーソナライズされた英語学習を行おうと思ったのですか?

 

以前は、会社のメンバーのみで英語勉強会を開いたりもしていましたが、英語のプロから教えてもらった方がよいと感じ、2種類のコーチング式英会話をはじめました。
少しずつではありますが、英語力がついて来た感覚はあったのですが、与えられた課題を日々こなしているだけで、何か物足りなさを感じていました。
そんな中、弊社のCEOの安から「いいコーチング式英語サービスがあるよ」と誘われて試してみたのが、Central Figureの英語サービスでした。
いざ始めてみると、今までやってきたコーチング式の英語サービスとは違うと感じました。
まずは専任コーチとして担当してくれた高橋さん(弊社代表)からヒアリングを受け、私がビジネスで必要となる英語力を身につけるためにどうするべきか、論理立てて課題を抽出。
私の場合は、「ブロックチェーン業界で働いていて、海外から発信される最新の技術文書を読まなくてはならない。技術文書を効率よく短時間で読むためには、英語を読む力をつける必要がある」という課題が明確になり、その課題に合った学習プランを組んでもらいました。
我々も仕事では実践している思考法ですが、いざ自分のこととなると、これがなかなか難しいので、パーソナライズされた学習プランを作ってくれるのは非常に有難いです。

 

何事も、自分自身が納得しないと継続はできない

 

何かを継続してやるには「納得感」が非常に重要だと考えていて、僕の場合は、時間に制約がある中で、効率的に最大限の成果を上げることが「納得感」に繋がっていると思います。その「納得感」が得られたのがCentral Figureのサービスだったので、ここで英語を学ぼうと思いました。

 

現在は、具体的にどのように英語学習をしていますか?

 

Cental Figureで「英語を読む」ということを中心に学び始め、「単語力が足りない」という自身の課題が見えてきました。
そのため、実際に仕事で目を通すようなブロックチェーンに関する技術文書から、読めなかった単語を抽出して、オリジナルの英単語帳を作り「1日何個覚える」と目標を決めて勉強していきました。


意外にもこういう地道な積み重ねが大切で、日本語で構成されたWebサイトを見るのと同じくらい英語の技術文書を読むようにしていると、徐々にスラスラ読めるようになってきて、今まで以上に、英語の技術文書を読むことにかける時間が減ったのが実感できました。
でも、これが1人でできたかというと、そういう訳でもなく、誰かが伴走してくれるからこそ続けられるのだと思います。私の場合、高橋さんがコーチングしてくれたおかげで、ここまで来れたと思っています。

 

英語を学んできたからこそ、達成できたことはありますか?

 

私の専任コーチの高橋さんの勧めもあり「英語を読む」学習に加え「英語から日本語に翻訳する」という学習も取り入れるようになりました。
その時に、私たちの業界でも有名なジョセフ・ルービン氏が率いるConsenSysの技術ドキュメントを1本翻訳して、GitHubというオープンソースコミニュティで公開しました。その文書が業界内で評判になり、ついには著者ご本人から私宛にお礼のメッセージが届くくらいの評価を得ました。
その縁もあり、昨年チェコで開催された「DEVCON4」に行った際に、その翻訳作業で知り合えた海外の技術者達とと一緒に食事をする機会を得られました。
英語コーチングを受けていたからこそ、ルービン氏とのTwitterでのやりとりも、食事の時の会話でも、難なく英語が使えましたね。

 

Slush Tokyo2019でのプレゼンテーションも、今までの英語学習の成果の1つ

 

ありがたいことにお声がけいただき、2月23日に東京ビッグサイトで行われたSlush Tokyo2019というスタートアップ・テクノロジーのイベントで英語のプレゼンテーションを行う機会がありました。
正直、英語を全く勉強していない状態だったら、自信を持ってその招待に応じることはできなかったと思います。
でも、英語のコーチングを受けている真っ只中だったので、「イケるでしょ!」という感覚で臨むことができました。
実際に登壇してみて、改善点もあったけれども、全く歯が立たない訳ではないなと実感しました。英語のプレゼンテーションの練習をしたら、まだまだ改善できるなって感じでしたね。

Slush Tokyoというイベントは様々な国から来場者が集まるので、会場内はまさにグローバルです。
私も、香港からきた来場者とブロックチェーン技術について、英語で会話をすることがありました。
英語のコーチングを受けていたおかげで、英語への苦手意識っていうのは全くありませんでしたね。自然に会話することができたと思います。

 

英語への苦手意識は、ビジネスでの機会損失

 

日本人って、どうしても英語への苦手意識がある人が多いと思いますし、私もその1人でした。
でも、その苦手意識のせいで、コミュニケーションの機会を逃すのは実に惜しいです。
特に、私たちの業界では致命傷になりかねません。
こういった機会損失は、ビジネスでの事業リスクに直結します。
それを防ぐためにも、自分のビジネスの目的達成のために必要な英語を学ぶことで、仕事でも使うことができ、効率的に英語力の上達ができると私は思っています。

 

今後、英語を使ってどういう風に変わっていきたいですか?

 

今までは「英語を読む」ことを中心に学んできました。
すると自然に「英語を聞く」ということもできるようになってきたんですよね。
私の感覚ですが「英語を読む」「英語を書く」「英語を話す」「英語を聞く」ことは、全て繋がっていると思うので、1つマスターできれば、後は抵抗感なく学習を続けられる思います。
今後は「英語を話す」、「英語を書く」学習についても取り組んでいきたいですね。
海外の方々とコミュニケーションをとる際に、言語が障壁にならないように、機会損失をなくせるように、英語力を上達させていきたいです。
ALISとしても、海外進出は常に視野に入れてますので「英語ができない」というのは、言い訳になりませんから。

 

今後の野望を教えてください!

 

この業界は特に海外との情報格差が激しいです。
最新の技術情報は圧倒的に海外勢が多い、そんな状況を打破したいんです。
少しでも私たちから最新の技術情報を発信して、世界との競争力を上げていきたいです。
そのためにも、まだまだ英語を学び続けないといけませんね。

 
 

(インタビュー:志賀 亮太/若林 健太)

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