2018.08.19
インタビュー

Hero Interview 001「夢はジェットセッター」世界を舞台に豊かな人生を送るための英語

株式会社SHIFT 代表取締役社長 MASARU TANGE 

Hero’s PROFILE

1974年広島県に生まれる。2000年京都大学大学院 工学研究科機械物理工学修了。2005年に株式会社SHIFTを設立。代表取締役に就任。201411月に、東証マザーズ上場。

 

まず、どんなお仕事をされているか教えてください!

 

ソフトウェアテストで日本一のSHIFT

 

ソフトウェアテストの会社を経営しています。私たちの生活を支えている、スマートフォンアプリ、ATM、ネットショッピングなどは高度で複雑なソフトウェアプログラムに支えられています。そのソフトウェアプログラムが正しく作動するように、確認作業・修正作業を行います。ITが広がる世の中に、安心安全な品質を根付かせることがSHIFTの目指す未来です。

 

今回のテーマが「経営者×英語」なのですが、丹下さんの場合、そもそもなぜ英語力を鍛えたいのですか?

 

夢はジェットセッター

 

「死んだときに後悔しない人生にしたい」って思った時に、英語ができないことだけが後悔だって、ずっと思ってたんですよ。正直、現時点で生活はとっても充実してるんです。

自分で会社を経営して、NPOや行政を応援して、出資している会社が30社ぐらいある。

いろんな友達がいてトライアスロンをしたり、車のレースをしたり、家族とキャンプもす

るし、地元広島で牧場を作ろうというプロジェクトもある。

それぞれのコミュニティで自分の能力が役立てたらいいなと思っているんですが、これをグローバルに広げたいんですよね。贅沢な話かもしれないんですが、ジェットセッターみたいになりたいんです。国とか関係なくシームレスになりたい。

それに必要なのが英語なんですよね。

 

経営者としてビジネスで英語に触れる機会もやっぱり多いのでしょうか?

 

人間力でなんとかしてた()

 

もちろん今までも長い間、経営に英語は必要だったんですけど、避けてましたね。外国人投資家に自分の仕事についてプレゼンする機会も定期的にあるんですよ。IRでは1日に1時間×8回で計8時間喋るんですけど、社員で喋れる人もいるし。通訳を入れて乗り切っていました。海外に行くことも多かったのですが、ノンバーバルコミュニケーションは得意なので、人間力で勝負してましたね()

 

-そんな中で、丹下さんが感じている「経営者だからこそ」英語が求められる理由とはなんでしょうか?

 

「最後の握り」のために英語力は必要不可欠

 

本当に海外でビジネスをやろうと思ったら、最後の握りが重要なんですよ。

ある企業と提携しますある企業を買収しますって話があった時に、通訳を通すと、お互いが歩み寄りをする時の、シズル感というか、微妙な行間が絶対に伝わらないんです。お互いの思いが完全に一致して、ハイタッチができるかどうかは、最終的に英語力にかかってくる。現場レベルだと、通訳でもなんとかなると思うんですけど、経営者は仕事を決めてこなくちゃいけない訳だから、絶対に喋れた方がいいと思いますね。

 

丹下さんは、どんなきっかけでCentral Figureの英語サービスを始めたのですか?

 

自分のペースで英語力を高めることに寄り添ってくれる

 

きっかけは、あるコミュニテイー運営をしている方からの紹介ですね。その方が面白いコンテンツを沢山提供していて。例えばユナイテッドアローズの重松会長が個人のために服を選んでくれるコンテンツだとか、有名アーティストが自分でジャケットに絵を描いたものが手に入るとか。そういうコンテンツが20個ほどある中で、高橋さんのところの英語コンテンツを見つけたんですよ。

これまでとの違いは、コーチングスタイルが押しつけがましくなかった。本音を喋りやすい環境を作ってくれたんですよね。僕にとっての英語は、誰かと競争したり、期間内にこれを覚えなきゃいけないっていうような短期的なものじゃなくて。

英語はライフワークだと思っているから、自分のペースで目標に近づきたい。それを理解して伴走してくれるのがいいですね。英語を勉強するというよりは、英語で得られる成功体験で自信をつけていくことを重視してくれていると思います。

 

過去に英会話スクールに通われていたこともあったそうですね?

 

「好きなコンテンツ×英語」じゃなきゃ続かない

 

4年前くらいに知人の経営者に誘われて、気合と根性でビシバシやるタイプの英会話教室に通っていたんです。でも、ぶっちゃけ僕にはそのスクールの勉強法は合わなかった。

12時間は最低勉強しなさい。1週間に2回はスクールに行って、反射的に英語を日本語に、日本語を英語に訳せるようにしなさいっていう勉強法で。

まぁ~辛かったですね()  旧来の日本的な詰込みの印象を受けたんですよ。そこで気付いたのは、結局英語って、「好きなコンテンツ×英語」なんですよね。このスクールは結局、幽霊会員になりましたね。

 

いまは、具体的にどのようなカリキュラムを受けられているのですか?

 

「基礎練習」、「練習試合」、「本番試合」という流れ

 

基礎練習として、まず英作文をできるようになる為の練習を2ヶ月みっちりやりました。

その上で練習試合として、西麻布にある自分のバーで火曜日と金曜日の夜に飲みながら英会話スクールをやってもらっているんですよ。これは自分だけじゃなくて、そこに集う社長たちも習っている。社長はわがままだし教えられるのが嫌いだから、飲みながら気軽にできるぐらいがいいですよね。

それから、本番試合。今日が本番の日だったのですが、30人以上の海外起業家の前で、英語でプレゼンをする場を作ってもらいました。高橋さんとの会話の中で、「日常の中で英語を喋る環境を作ろう」ということで、今度8月からはアメリカ人のインターン生を社内に取りますね。

 

今日は本番試合の英語プレゼンということでしたが、やってみていかがでしたか?

 

英語力の向上を実感できたと同時に、海外の友人もできた

 

今日の4分間プレゼンのために3週間、早い時は朝7時から担当コーチと練習しました。

オンラインや直接カフェで会ったり。僕はダメ生徒で、予習しないでやることがあるんですけど、それでも付き合ってくれて(笑)おかげで、自信満々の状態でプレゼンができました。海外の起業家30人以上の前でプレゼンという本番試合もできたし、プレゼンを聞いた人から話しかけられて、友達も増えました。この友達が増えることも僕にとって最高の喜びなんです。

 

では最後に。どんな方にCFをお勧めしたいですか?

 

グローバルに行きたいと思って挫折してきた社長

 

明らかに社長ですよね。グローバルに行きたいと思っていて今まで挫折してきた人。

そんな人に、「まずは時間かけてもいいんだよ」と言いたい。社長ってすぐ競争したがるんですけど、2ヶ月でやらなきゃいけないとか、誰かに勝たなきゃいけないとか、そういうのは関係ない。結局疲れてしまう。

2年、3年、5年かけてもいいからちょっとずつ「自分が英語ができない」ということを克服する。成功体験を積むことから始めた方がいいと思うんです。それから、社長がこういう勉強をやっていると周りに示すことで、社員への影響力も出てくるんですよね。

 

丹下さん、貴重な時間とお話をありがとうございました!

(企画:高橋佑樹/インタビュー:大河原あゆみ)

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